糸で描く物語21

スロヴァキアの民俗芸術制作センター(ULUV)は、仏統工芸を保存、継承、発展させるために、現代の生活にあわせた新しい製品の開発、制作を行ってきました。図案と刺繍が別々の手になるモタンな印象のクロス(1-68~1-74)も、その一環で生み出されたものです。制作地は、意匠が採取された場所を指し、これらの伝統的な文様を、現代的で洗練されたデザインに作り替え、室内装飾品などに適用しました。