オクスフォード大学ピットリバーズ博物館ハワイアンキルト特別展
オクスフォード大学ピットリバーズ博物館で開催されるハワイアンキルトの特別展 Mauka to Makai Hawaiian Quilts and the Ecology of the Islands のオープニングとレセプションにご招待をいただき行って来ました
この特別展に展示されたキルトはピットリバーズ博物館から依頼を受け故ジョンセラオ氏のデザインを我々インストラクターと生徒が制作した作品です。完成したキルトは2022年OHA(オフィス・オブ・ハワイアン・アフェア)で1日だけハワイで一般公開された後、ハワイに受領しにこられたキューレーターのマレンカ氏に託しピットリバーズ博物館に寄贈されました。
オックスフォードはロンドンから車で1時間ほどのオックスフォード大学を中心とする大学都市です。
タクシーで10分ほどのオックスフォード大学自然史博物館に行きます。ピットリバーズ博物館は隣接する自然史博物館から入館するためです。
東南アジアや南太平洋などを中心に世界の民族考古資料を集めた博物館です。その膨大な展示を通って特別展示室に入ります。
オープニング・レセプションの前にハワイと日本からのメンバーが集まりました。
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突然連れて行かれ展示室の私の作品の前に座らせられインタビューが始まりました。事前に話もなく準備もしていなかったのでびっくりしました。
オープニング・レセプションには地元の方が大勢招かれていました。オープニングセレモニーがあってその後レセプションとおもっていたら、プレビュー・レセプションが先で皆さんワインなどを片手に展示会を楽しみ、その後ピットリバーズ博物館本館に移ってオープニングセレモニーでした。
プレビュー・レセプション
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ハワイ側代表シシーのスピーチ(YouTube動画 1分14秒)
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翌日から一般公開です。朝一番10時にピットリバーズ博物館に行き展示室に行きゆっくり作品を見ることができました。
動画版です。クリックするとYouTube動画が開始します(3分半)
終わりに
ご覧の通りキルトは丁寧に美しく展示されていました。私たちの先生ジョンセラオ氏がこの日を一緒に迎えることができたらという思いと後継者のシシー嬢と支えたご家族がしっかりと計画を進めて来てくださったことに感謝です。伝統をつないでいくことは並大抵ではありません。ホノルルのポアカラニファミリーのキルト教室ではどなたにでもドアを開いてワークショップを行っています。また日本国内においてはインストラクターとして認められたキルターたちがそれぞれの教室でハワイアンキルト制作をしてみたいという方々へお教えしています。ピットリバーズ博物館での展示によってハワイアンキルトのメッセージや楽しさがさらに広く伝わってゆくことと思います。
なおこの特別展はこれから先2年間の展示が予定されていますので機会がございましたら是非ご覧ください。ロンドンから鉄道で1時間、オックスフォードは大変魅力的で美しい街です。
マハロ
追記
今回の展示に伴い、ポアカラにファミリーからはTシャツ、ピットリバーズ博物館からは図録とハガキなどが制作されました。
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