箱根

紅葉の箱根に行ってきました。今回の目的は紅葉を見ることと岡田美術館とポーラ美術館に行くことです。新宿から箱根湯本まで小田急ロマンスカーで1時間半、箱根湯本から強羅までは箱根登山鉄道で40分、更に強羅から公園上までケーブルカーで5分、箱根美術館に着きました。昼食を強羅ではなく公園上駅に隣接したレストランでとりましたが正解でした。明るく眺めの良いレストランで料理も美味しく楽しめました。箱根美術館は熱海のMOA美術館の姉妹館で陶器のコレクションがありますが和風庭園の紅葉で有名です。紅葉の見頃ということで平日にもかかわらず大勢の入館者で一杯でしたが、約130種類の苔と200本のモミジで彩られた「苔庭」は小雨に濡れて大変美しい風情でした。

 

バスで小涌谷まで10分、箱根小涌園の前の岡田美術館に行きました。2013年に会館した新しい美術館ですが日本・中国・韓国を中心とする古代から現代までの美術品が展示されています。全5階、延べ床面積約7,700㎡、展示面積約5,000㎡にも及ぶ大美術館です。唐三彩などの中国陶器や古九谷などの日本の陶器の名品が大変見やすく展示され、絵画では尾形光琳、葛飾北斎、横山大観、上村松園など素晴らしいコレクションです。折よく「若中と蕪村」の特別展が開催されており若冲の鶏を間近に鑑賞できました。美術館正面に「俵屋宗達の風神雷神図屏風をモチーフにした」縦12メートル、横30メートルの大壁画が描かれ、それを足湯に入りながら見るようになっています。残念ながら館内は撮影禁止でしたので(入口のセキュリティでカメラだけではなくスマホまで預けさせられました)HPを御覧ください岡田美術館

大平台の旅館に泊まりました。食事も温泉もよくくつろぐことができました。チェックインした時は暗くなっていて分からなかったのですが翌朝起きてみると快晴、目の前は紅葉の山々の絶景でした。
 

大平台からバスで30分仙石原のポーラ美術館に行きました。ポーラ化粧品のオーナーの収集した約9500点を展示しています。モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ピカソなどの西洋絵画ばかりではなく、近代日本絵画のコレクションも素晴らしく、来館者も少ないことからゆっくり鑑賞できました。

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