グアテマラは中央アメリカの国でメキシコの隣に位置しています。日本ではコーヒー以外はあまり知られていませんが、先住民(マヤ族)の末裔と混血(メスチソ)が人口の大半を占め、今でも部落毎に異なる独特な色や柄の衣服を日常的に身につけて生活しています。緯度的には赤道に近く年間を通し常夏ですが、今回訪問した都市は標高が高く日中20度前後と涼しく、夜間は寒いくらいでした。グアテマラレインボーと呼ばれるカラフルな衣装を求めて、古都アンティグアから最大の市場が立つチチカステナンゴや富士山のような美し山に囲まれたアティトラン湖に行ってきました。

グアテマラシティ

首都、中央アメリカで最も治安が悪いと評判の都市です。イスチェル民族衣装博物館の展示が大変勉強になりました。特にグアテマラに絣(かすり/イカット)があることと、世界の絣の分布図でインド・タイ・カンボジア・ラオス・インドネシア・日本などがあることを知りました。

アンティグア

1773地震で壊滅的な打撃を受ける前までグアテマラの首都であった古都。治安も比較的良く観光の拠点となっています。

チチカステナンゴ

木曜日と日曜日の開催される市(いち)が有名です。生活品や食料品だけでなく民芸品なども各地の村々から先住民の方々が売りに来て大変賑わいます。

アティトラン湖

「世界で一番美しい湖」と言われており、富士山に似た優美な三つのコニーデ型火山に囲まれた標高1560メートルのカルデラ湖です。湖をとりまく緑濃い外輪山には、色鮮やかな民族衣装とマヤの伝統文化が受け継がれる20以上のマヤの村々が散在しています。

パナハッチェル

観光の拠点となる街

サンティアゴ・アティトラン

湖岸の集落の中で最も大きい村。パナハッチェルから船で行きました。

ソロラ

パナハッチェルから20車で20分ほどの戻った街