糸で描く物語06

手編みの服が民族衣装に取り入れられるようになったのは、第二次世界大戦の頃で、町から疎開してきた女性から村の女性たちが編み物を習ったのが始まりと言われています。冬の定番の上着に使われていたウール地が手に入りにくくなったことも要因の一つ、羊毛を紡ぎ、染色した自家製の毛糸がもちいられました