シュヴァルム(Schwalm)はフランクフルトの北130キロの小さな村でSchwalm博物館があり、12月15日(金)16(土)17(日)の三日間館内でクルスマスマーケットが開かれるとの情報を得て、この期間に合うように日程を調整しました。またSchwalmから北東90キロのエシュヴェーゲ(Eschwege)にドイツ白糸刺繍(Schwalm)の研究家で私設博物館を開いている方がいることを知り連絡をとり訪問することにしました。

エシュヴェーゲ(Eschwege)

フランクフルトから2時間、2度鉄道を乗継ぎエシュヴェーゲ(Eschwege)に到着、事前に予約をしておいたLuzine Happelさんの私設博物館に行きました。

シュヴァルム(Schwalm)

午後2時にタクシーにてシュヴァルム(Schwalm)向かいました。伝統的な木組みの家々が列ぶ田舎の村々を巡りながら、雪の峠道を越える90分ほどのドライブはなかなか趣がありました。シュヴァルムは四方を堀で囲まれた村です。村の中央広場でクリスマスマーケットが開かれており、広場に面してシュヴァルム博物館がありました。博物館は12月15日(金)16(土)17(日)の三日間だけ館内の展示を変更しクリスマスマーケットが開かれていました。この地方はグリム童話の「赤ずきんちゃん」の故郷です。本場の赤ずきんちゃんの頭巾はちいさな帽子のようでした。博物館にはこの頭巾をかぶったおばあちゃんが手芸をしており感激しました。ちなみに赤い頭巾は未婚の女性用、既婚の女性用は黒い頭巾でした。