メキシコシティ

メキシコの首都、人口2000 万人の大都市、中心のソカロ広場の周りには大聖堂や国立宮殿など、スペインの統治が始まってからのバロック様式の建築物が並んでいます。

国立人類学博物館

メキシコ全土の重要な出土品や文化遺産が一堂に集められた「メキシコの宝箱」と言われています。2階建で、1階は考古学の展示でマヤやアステカの展示はロンドンの大英博物館やニューヨークのメトロポリタン博物館に匹敵する素晴らしさでした。2階は民俗学の展示で、メキシコ各地の民族衣装や民芸品のコレクションは質量ともに圧倒的で、メキシコの豊かな民族性を学ぶことができました。

1階(考古学展示)

 

2階(民族学展示)

オアハカ

メキシコの南部にあるオアハカ州の州都、先住民の人口比率が全国一位でメキシコの魅力を凝縮したような町、町の一部が歴史あるコロニアル建築などで世界遺産に登録されています。

織物博物館

18世紀に建てられた屋敷を修復した博物館でメキシコ国内の様々な織物が展示されています。

オアハカの郊外には手芸の村が沢山あり、それぞれの村には一村一品の手芸品があります。

テオティトラン・デル・バジェ村

手織りのラグ(タペテ)の村。糸の染色から機織りまでの工程を一貫して家族で行っています。特に赤い色はサボテンに寄生するカイガラムシを潰してできるコチニールという色素を使用しています。

 

サン・アントニーノ・カスティージョ・ベラスコ村

花柄刺繍の村。刺繍作家として有名なグアダルーペさんの工房を訪問しました。